村上茶北限の一滴
皆様はなにを思い描かれますか？

新潟県の北の街、村上市。
城下町の面影を今に残すこの街は平安の昔から千年、今もここにしかない文化を守り受け継いでいます。
その一つが「茶」。冷涼な気候と降り積もる雪に守られて育ったお茶の味わいは、まさに北限の一滴と言える豊かな味わい。また、村上には古くから大切なお客様には一家の当主がお茶を入れてもてなすという文化があります。亭主と客と自然の風景が一体となり、互いの呼吸や所作が織りなす調和のひとときは、まさに茶文化の一期一会。嘉門亭ではその「亭主の茶」を再現したおもてなしに、さまざまな文化を織り交ぜ、私たちの五感を刺激してくれます。穏やかで優しく、何かに守られているような、そんな気さえいたします。
お茶のお点前とお菓子にある茶の文化、村上の街に溶け込む建築、お茶道具、それぞれが引き立ったWEBサイトが完成いたしました。
エレガントで繊細、まるで、したたり落ちる甘露の味わい、村上の風土が生んだ一滴、いのち豊かな北限の一滴、村上茶———。どうぞ心ゆくまでお愉しみくださいませ。